名作「ブロークバック・マウンテン」を初めて観て切ない気持ちに・・・

みなさま、お久しぶりです。
忙しかったような忙しくなかったような、そんな毎日を過ごしています(笑)。
ゴールデンウィークは時間がとにかくたっぷり!
昼間は家族と過ごして、夜は本を読んだり映画を見たり。
で、ゴールデンウィークに初めて、あの名作「ブロークバック・マウンテン」を観てみました。
みなさん、見たことありますか?想像以上に心に残る映画でした。

実は、僕は、ずっとこの作品を見ることを避けていました。
ほぼ、結婚当時に公開された映画。
内容が内容ですし、映画館で見に行くにも気が引け、
ましてや家でDVDを見ることなんてできない。
ということで、ずっと見たい気持ちを封印していました。

しかし、10年も経てば、技術も映画配信サービスも様変わり。
まさか、自分の手元で映画が観られるようになるとは!

ということで、Amazonアカウントで見るのはいろいろ問題がありそうなので(笑)、
Netflixを一時的に契約して、ベッドの中でこっそり観てみることにしました。

ちなみに、僕は、この映画の内容をほとんど知らずに観ました。
男同士の恋愛、というのはなんとなく分かっていたんですが、
まさか、既婚ゲイ同士の話とは知らなかったです。
だから、ものすごく、いろんな意味で、入り込むことができました。

内容を知らない人のために、超簡単なあらすじ。
Wikipediaから引用ですが、ネタバレもあるので要注意です。

1963年夏、ワイオミング州のブロークバック・マウンテンの山中で羊の放牧を行う季節労働者として、牧場手伝いのイニスとロデオ乗りのジャックが雇われた。2人は過酷な労働を通して友情を深めていったが、ある夜、ジャックがイニスに誘いをかけ、2人は一線を越えてしまう。
労働契約の終了後、2人ははっきりと再会の約束をしないまま別れ、その年の秋にイニスは婚約者のアルマと結婚し、やがて2人の娘の父親になる。一方、ジャックは再会を期待して翌年もブロークバック・マウンテンでの仕事を求めるが、仕事を断られた上にイニスが来ていないことを知る。失意のジャックはテキサスに流れ着き、そこでロデオ・クイーンのラリーンと結婚。彼女の父親の会社で働くようになった。
4年後、ジャックがイニスの元を訪ね、2人は再会するが、アパートの陰で情熱的なキスを交わす様子をアルマに目撃されていた。イニスはアルマに気づかれたことを知らずに釣りと偽ってジャックと出かけ、数日間をかつてのように2人きりで過ごす。そこでジャックはイニスに、小さな牧場を持って一緒に暮らさないかと持ちかける。しかしイニスは、彼が少年時代に目撃した、ゲイ差別主義者たちによる同性愛者の虐殺の様子を語り、拒絶する。また、彼は自分の家族を捨てるつもりはなかった。
それから彼らは年に数度、人里はなれた山中で逢瀬を楽しむようになった。ジャックは順調に家庭で地位を築いていったが、イニスは溝が深まっていた妻と離婚し、惨めな生活を送っていた。
ある時ジャックが養育費の支払いのために忙しくなかなか会えないイニスを非難し、2人の間で口論が起きる。イニスはジャックとの関係が人生を狂わせたと言って苦悩を明かす。ジャックはイニスを抱きしめようとする。2人はしばし掴み合うが、最後にはしっかりと抱きしめあった。
ある日、イニスがジャックに出した葉書が「DECEASED(受取人死亡)」のスタンプを押されて返送されてくる。イニスはラリーンに電話をかけ、ジャックが事故で死んだことを知るが、ラリーンから聞かされた痛ましい死の様子に、思わず彼が虐殺される様子を想像してしまう。そして、ジャックが遺灰をブロークバック・マウンテンに撒かれることを望んでいたことを知り、彼の両親に会いに行く。そこでイニスは、かつてブロークバック・マウンテンでなくしたと思っていた彼のシャツを見つける。イニスのシャツはジャックのシャツに包みこまれるように掛けられ、ジャックのシャツにも、ブロークバック・マウンテンでの喧嘩でついたと思われる血の染みがあった。イニスは2着のシャツを手に取って残り香を嗅ぎ静かに泣いた。
トレーラーハウスで1人暮らすイニスのもとに19歳になった娘アルマ・ジュニアが結婚の報告に訪れた。イニスは恋人と愛し合っているという娘を祝福し、彼女の結婚式に行くことを約束する。1人になったイニスは、クローゼットに飾っているブロークバック・マウンテンの絵葉書と彼の家から持ち帰った思い出のシャツを見つめ、永遠の愛を誓う。

まず、正直な感想。

美しすぎる純愛

その一言に尽きます。

もちろん、「奥さんや子供を騙してるくせに!」とか、
「ホモ映画でしょ?」とかいろいろ意見はあると思うんですが、
それは、まずは隣に置いておいて、
二人の関係だけを見ると、とにかく、純愛です。
見ていて、心が熱くなります。目頭が熱くなります。

密会中、二人は次もなかなか会えないことに苛立ちを覚え、
つい、相手を傷つけてしまうような言葉を口走ってしまう。
そして、その後悲劇が起き、二人はもう永遠に会うことができなくなった。。。
あーーー、なんて切ないのだろうか。
最後のシーンは、まさに純愛の真骨頂。
ヒース・レジャー演じるイニスの涙に、自分もつられてしまい、布団の中でポロリ。。。

美しすぎる涙です(僕じゃなくて、イニスの涙がですよー)。

もちろん、「ゲイパパ」視点としても興味を持った点がいくつか。

例えば、最初に二人が出会うシーンとか。
ノンケが見たらなんとも思わないシーンかもしれないけど、
ジャックが髭剃り中、イニスのことを鏡越しにチェックしてるシーンがあるんですよね。
これって、やっぱり、会った当初からジャックがイニスのことをちょっと
気になる存在として見ていた、ということでしょうか?とか思いました。

あとは、二人が4年ぶりに再開して、どうにもこうにも我慢できず、
家の裏で熱い抱擁とキスを交わすシーンとか。
こんなシチュエーションないですけど、なんか、見ててドキドキしてしまいました。
普通の人なら、「なんでこんなところでこんなことするの!?」と思いそうですが、
僕の視点からすると、「バレないようにヤラなきゃ!」と思ってしまったり(笑)。

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ここで妻に見られてしまうのですが、さすがに「こんなところでやんないで、我慢しろよー」
なんて、一人で突っ込んだりなんかしてしまいましたが。

でもね、今とは全然違う時代ですから。
1960年代のアメリカ。そして、超保守的な田舎町。
ゲイというだけで殺されてしまう可能性があった時代です。
男は結婚して妻子供を養うのが当たり前。
男同士の恋愛なんて、許されるはずがありません。
もちろん、インターネットやスマホもない。
自分を押し殺して、生きていかなければならない時代。
そんな時に、昔、愛し合った人、それも恋愛をしてはいけなかった人と再開したら、
いろんな感情が溢れでて、こうなってしまうのも、なんとなく理解できる気もします。
※これが原因でイニスは離婚してしまうのですが、、、

なんとも悲しい映画でしたが、
それ以上に二人の恋愛が美しいなぁ、と思いました。
うん、いい映画だなぁ。

そして、あとはね、若くして亡くなった、ヒース・レジャー。

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この当時、まだ26歳か!
彼の演技力が素晴らしすぎて、ほんと、引きこまれました。天才というかなんというか。
このわずか2年後に急死してしまうのですが、、、。
とても残念ですね。。。

ということで、ゲイパパの映画レポートでしたー。

ブロークバック・マウンテン

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コメント

  1. やす より:

    更新を待ち望んでいましたよ。
    今度ゲオ行ったら探してみようかな!
    男同士の恋愛ものは見たことないので!

    前に話しましたが、既婚者の人と一回ダメになったけど、また会うことになりましたよ。
    「自分からもう連絡取るのはやめようと言ったけど・・・」とメールを送ったら、相手はすごく喜んでくれました(^_^;)

    ゲイパパさん、読書好きなんですね!自分は読書は嫌いだけど、ドラマは好きですよ!
    やっぱりゲイやバイって芸術が好きな草食系が多いのかな?
    サッカーや野球が好きで、運動をしてそうな見た目のゲイやバイっているんですかね?

    • gay-papa より:

      ぜひぜひ、見てみてください。男同士、とか関係なく、真っ直ぐで素敵な恋愛なので、感動してしまいます。。。
      お相手の方と戻れてよかったですねー。いい関係になれるといいですね。
      芸術好きと草食系はあまり関係ない気がします。
      スポーツ好きの草食もいるし、芸術好きの肉食もいますよー。

  2. さと より:

    ゲイパパさん、ご無沙汰です!
    ブロークバック·マウンテン、随分前に見たのですが内容をあまり覚えていなかったので、今回あらすじを見て何となく思い出しました。今でこそオープンになって来ましてが、保守的な時代のアメリカで同性同士の愛を貫くのは命懸けだったのだと思うと切ないですね。ヒースレジャーもまだまだこれからの俳優だったのに本当に残念ですが、この映画でもこうして素晴らしい演技をしてくれた事に感謝です。映画って本当にいいもんですねぇ

    • gay-papa より:

      ヒース・レジャー、ほんとに惜しい俳優ですよね。。。
      出会った頃と、最後のシーン、同じ人と思えないくらい、別人のようでした。

  3. しょうた より:

    久しぶりにコメントします> <

    この映画当時映画館に観に行き、DVDも買いました!
    当時のバイト先の社員さんに、社員さんのお姉さんとお姉さんの彼女の三人で観に行き
    三人とも最後号泣だった。いい映画だよ!って勧められたのを思い出しました 笑 

    久しぶりに見返してみようと思います♪

  4. なおき より:

    パパさん、ひさしぶりです。
    毎日、サイト見てましたかupが無かったから、パパさんの事を心配しましたよ(。>д<)

    • gay-papa より:

      心配させてすみません。。。
      この映画、どうしても共有したくて、
      投稿しましたー。

  5. やす より:

    コメントありがとうございます。
    芸術好きの肉食に出会いたいなぁ(*´-`)

  6. ジロウ より:

    はじめまして。いい映画ですよね。監督は台湾出身なのに本場アメリカで誰の心にも訴えかける作品を作っていて、すごい才能と努力だと思います。おなじ監督で『ウッドストックがやってくる!』 もゲイをあつかった作品で好きです。若者が出て行ってしまった田舎町に思いがけずヒッピーとロックの巨大な祭典がやってくることになって・・・というお話でさわやかな青春映画になってます。

    • gay-papa より:

      はじめまして!
      そうそう、台湾人の監督なんですよねー。
      この映画を見て、かなり細部までこだわって制作しているのを感じ、
      なるほど、これは評価さるなー、と思いました。
      ウッドストックがやってくる、ですね。ちょっと調べてみますー。

  7. コウジ より:

    このアン・リー監督はゲイを題材にすることが多くて(本人は違うようですが)、キャリアの初期に撮った「ウェディング・バンケット」もオススメです。「ブロークバック」と違って、コメディ要素もあるので楽しめると思います。

    • gay-papa より:

      へーー、そうなんですね!
      みなさん、いろいろ知っていてビックリしました!
      ウェディング・バンケット、見てみたいと思いますー。

  8. しょうた より:

    今日久しぶりに見返しました。
    昔見たときには気がつかなかった事もあり
    やっぱり小説や映画って出会い方やタイミング(年齢)で
    同じ物語でも受け取り方が変わってくるので、面白いですね。

    今度は映画「ミルク」も見返したくりました。
    (同じ監督作品ってわけではないですが^^;)

    • gay-papa より:

      歳を重ねたり状況が変わったりすると、思わぬ発見がありますよねー。
      子供の頃に感動したものとかも、大人になってから見ると、
      全然違うところで感動したりするものですもんね。

      ミルク、見てみようかなぁ。

  9. can より:

    この映画、映画館で見ました。
    奥さん裏切っちゃいけないな、
    とその結末に、背筋が冷たくなりました・・・

    • gay-papa より:

      奥さん裏切っちゃ行けない、、、そうなんですけどね。。。
      でも、でも、でも!!(笑)。
      結末は、僕の場合、熱いものを感じてしまいました。。。(ホロリ)